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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師木村滋子です。

前回記事「速度標語、継続、音楽の旅」に続けて五線譜の読み方超入門編です。
知らないと演奏に困る楽典とその他をお届けします。

 

 

 

 

 

①発想標語って何?

楽曲はそれぞれに特有の性質を持っているので、この特性を活かすために楽曲の始めに書かれる標語を発想標語といいます。
これには楽想(曲想)に関するものと、強弱に関するものとの二種があります。
楽想に関するものは数多くありますが、その中で最も多く使われるものを下部に示します。





 

 

 

 

 

 

 

 

②腹式呼吸のやり方は?


歌を歌う時、腹式呼吸で歌いましょうとよく言われますが、それは鼻から吸って口から吐く呼吸法ですが、これはピアノ演奏の時にも使います
以前にもお伝えしましたが、例えばフレーズ(スラー)の直前で吸い、吐きながらフレーズの終わりまで弾く時や(吸った直後の音がとても深い良い音が出ます。)フォルテで弾く直前に吸いお腹に力を入れて吐き、同時に鍵盤を押すと強いだけの音ではなく、拡がりのある良い音が出ます。
このように腹式呼吸をピアノ演奏に用いると曲に表情が出て、一本調子の単調な曲にならず、上手に弾けると思いますので、やってみてください。
  






 

 

 

 

 

 

 

③ブランクがあっても大丈夫!


シニアの方で
「子供の時にピアノを習っていたけれど、30年、40年間全くピアノを触っていなくて、又シニアの年代になってもできるのかしら?」
と思われる方が多々いらっしゃいます。

結果から言わせてもらえば、問題無し!です。

子供の時に身に付いたものは何十年やっていなくてもすぐに戻り、指は忘れていないということです。(自転車もそうだと聞きます。子供の時に乗って走っていれば、何十年乗っていなくてもすぐに乗れるようです。)

例えば
①60歳から初めてピアノを習う方
②子供の時に習っていたけれど、50年以上全くピアノを触らなかったという方

比べるといけないのですが、全く違うのです。
子供の時に習っていた方は、何十年もピアノに触らなかった為に最初は、ガチガチの固い指でキツイ音しか出ませんが、1年、2年とレッスンを再開しますと、力の入れ具合や強弱のコントロールができてレガートにすぐに弾けるようになります。

が、初めて習う方はレガートに弾くこと自体が難しく、指や手首に力が入りっぱなしのコチコチの固い音しか出せません。
それでも3年、5年と続けて行くうちに、まず普段の生活でよく使われる右手からレガートに弾けるようになり、注意されたことがよく分かり、どんな年代の方でもほとんどの方が上手に弾けるようになるのです。(練習量にもよりますが汗)

もちろん子供の時に習っていてレッスンを再開する方にも課題があります。
子供の頃の悪いクセが何十年経っても残っていて直せないというところです。
なのでクセを直すところからレッスンを始めますが、これは非常に難しいです。
出来ない訳ではありませんが、生徒さんご自身が自覚されて直そうと思わない限り、難しいと感じます。

その点シニア世代から初めて習われる方は、一からお教えできて悪いクセがつかないようにできるので、この点はお教えしやすいです

どちらにしても素直な方は、上達が早いと感じます。
語弊がありますが、頑固な方は注意されてもご自分のスタイルを変えることができず、上手に弾けるようになるのに時間がかかってしまいます。
レッスンを受ける方はできるだけ素直な気持ちで練習していきましょう!それが近道です。






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①よく出てくる発想標語を覚えましょう!

②腹式呼吸とは、鼻から吸って口から吐く方法ですが、これをピアノ演奏の時にもやってみましょう!

③ブランクがあっても悪いクセがあれば自覚でき、それを直すところから始めれば問題無いです。


 

 

 

 

 

実践ガイド

①よく出てくる発想標語を一覧表にして書いてみたりしてしっかり覚えましょう!

②演奏中に吸ったり吐いたりの腹式呼吸が難しい方は、非常にゆっくり弾き、3小節単位、5小節単位と短いパターンで練習してみましょう!

③ブランクがある方でも初めて習われる方でも、注意されたことは直そう直そうと素直な気持ちで練習すれば、上手に弾ける近道となります。




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