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Follow @mushmusicschool歌ってどのくらい練習するもの?
2019/9/2
ボーカル
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ボーカル科講師をしておりますSeikoです。
今日は「歌の練習量」についてお話したいと思います。
先日、こんなことを聞かれました。
「歌の練習ってどのくらいしたら良いですか?」
無限に時間があったとしても、 声帯の強さ一つとっても個人差が大きいので、練習の頻度を決めるのはなかなか難しいものです。
ちなみに私が歌を習い始めた頃は、
「レッスン中は良いのだけれど、家に帰るとなんとなく練習の仕方が分からない。」
なんてこともありました。
頻度も内容も練習時間も、初めは分からないことだらけですよね。
一番良いのは、練習に使える時間も含めて、ついている先生やコーチに相談することだと思います。
提案された練習をやっては、レッスンで疑問を解消して… それを繰り返すうちに、
「次はこれを練習してみようかな?」と自分自身の練習メニューが出来ていきます。
でも、 独学で勉強している・なんだか相談しにくい・忙しくてレッスンに行けていないなどの人は、一人で練習メニューを考えないといけません。
今日は、そんな時に役立つポイントをお話したいと思います。
①家で練習出来ない…
・家で大きな声を出せない
・家族がいて練習するのが恥ずかしい
・こっそり練習したい
etc...
こんなときに、まず役立つのがハミングです。
マッシュミュージックスクールのブログでも他のボーカルの先生が『ハミングでボイトレをしてみましょう』という記事を書かれています。
藤本涼子講師
東由衣講師
伊藤貴也講師
レッスンの中でも「ハミングしてみてください」とよく言います。
肩に力の入っていない、リラックスした状態で行うハミングは、一番自分が出しやすい声のポジションを探る手がかりにもなりますし、音程の練習にもなります。
何らかの事情でしっかり声を出す練習が出来ない時は、ぜひハミングで乗り切ってください。
②発声練習はナシでもいい?
これまで何人かの先生に歌を教えて頂いたのですが、私を一番伸ばしてくださった先生が、衝撃的なことを言っていました。
「皆、アアアアア〜アアアアア〜って発声練習ばっかり何分もさせるけど、 そんなこと毎日やったって、アアアアア〜しか上手にならない! 課題曲を歌えば発声練習は出来る!」
初めて聞いたときは衝撃的でしたが、確かに本番で歌うのは、"課題曲"ですものね。
それから私も音階を歌うような発声練習というものを、ほとんどしていません。
ただ、発声練習は全くしなくても良いかと聞かれるとそうではなく、 あくまでも自分の苦手なことを克服するために取り入れるのが一番効果的です。
高い音が出しにくい、高い音から低い音にいくときに引っかかってしまう、曲の中で悩みが生まれたときには、ぜひ発声練習も取り入れてみてください。
レッスンで聞いた発声練習をやるも良し、最近はSNSなんかにも、悩み別の発声練習が紹介されています。
歌を歌う上でなにより大切なのは自分の感覚です。
数回やってみて、伸びる実感が湧くものを続けてください。
③週休2日制?
もし無限に時間があるとしたら、歌の練習(声を出している時間)にはどのくらい時間をかけると良いのでしょうか?
一番良いのは、自分なりに定期的に練習を積み重ねることです。
私の場合、本番前は週に5日練習をして、2日間は歌わないようにしています。( 練習にかける時間は決めていませんが、おおよそ1〜2時間程度です。)
気持ちが焦って毎日練習したくなってしまうときもありますが、声帯のことを考えると、休むのも練習のうちです。
歌わない2日間に、歌詞を読み込んで、その曲の背景を勉強したりしています。
個人差はありますが、練習にあまりに長い時間をかけても、集中力がもたず、喉にも負荷がかかってしまうのです。
喉に異変を感じるまで練習したり、集中力がなくなっても練習を続けるのは、効率的ではないと思います。
なので、練習する時間は無理せずに、自分にとって丁度よい練習時間を見つけてみてください。
もう一つ、定期的に練習することと矛盾してしまうのですが、練習するのに大切なことがあります。
『自分が練習したいときに練習する!』
ということです。
毎日何時間でも歌いたかったり、なんとなくスランプで歌いたくなかったり、いろいろな日があります。
私は、あくまでも気の進まない時は無理に練習をしなくてもいいのかなと考えます。
もちろん、本番前は多少気が進まなくても歌詞を読んだり、その曲に触れたりすることが必要ですが、やっぱり少しでもやる気が出た時の練習の方が自分の身になりますね。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
あなたの音楽生活が楽しいものになるようお役立てください。
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたら質問コーナーでお待ちしております。
Seiko講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
歌を楽しく続けられるのは、歌いたいという純粋な気持ちがあればこそだと思っています。
練習も、歌自体も、なんだか腑に落ちないまま続けてしまうと辛いだけになってしまいます。
自分の喉や体と相談ながら、一番楽しく頑張れる練習内容を探してみてください。
実践ガイド
①ハミングだけでも練習になります。
肩や喉の力を抜いて、フンフン♪と歌ってみてください。
②発声練習は効果的に取り入れてください。
発声練習がルーティーンになってしまうと、発声だけが上手になってしまうかも?!(笑)
③まずは時間を決めて練習してみてください。
喉に異変を感じたら無理はしないで、お休みも練習のうちです。
スポーツ選手と同じ、自分の体が何より大切です。
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