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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第23回「ライブレコーディング(2ミックス)」
2019/9/29
レコーディング
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆様こんにちは!
あっとゆう間に23回にまでなってきました!
先週青山のCAYでライブをやりました。
そこで!
今日はライブレコーディング(2ミックス)について触れてみたいと思います。
①ライブ音源は本番と違って当たり前!
まずライブハウスでライブした時にその音源を自宅で聞いたら、
「なんか変なバランス、、」
って? 思ったことありませんか??
本番は、低音も爆音でいい感じだったのに、自宅でプレイバックしたら。。。。。
なんて涙w
これは正解なんですよ!
まずライブハウスで鳴ってた音から解説していきます。
ライブは基本、大型スピーカーで鳴らすので爆音です。
同時にステージ上の楽器も鳴っていますよね!
ライブハウス内で鳴っている環境は、
・楽器自体の生音
・ドラム
・ベースアンプ
・ギターアンプ
・etc
合わせて
・フロントのスピーカー
・各楽器の床にあるモニターアンプ
これだけの音が一気に鳴っています。
対して録音された音は、マイクで拾った音だけです。
よって、録音バランスはステージの音とはマーーーッタク違うんです。
これをミックスしてCDクオリティーに上げることは可能なんです!
ある程度は!
②ライブレコーディングの昔と今
その昔テープでしかRECできなかった時代
マルチトラックのコンソールに10chくらいに元の音源をパラっていくのです。(複数立ち上げること)
1セット目のLRは低音用
2セット目のLRは中域用
3セット目のLRは広域用
という感じでバラバラにEQしてミックスしてました。
これでもかなりバランス取り直せますよw
最近は、
①ハードディスクでPro Toolsにレコーディング
②PA OUTからの2ミックス
③会場にアンビエンスマイクを2本立ててお客の歓声を2トラックでレコーディング
これらをミックスしてます。
③デジタルの編集・加工はマジ最強!
デジタルって少しでも音の成分が入ってたら、それを引き延ばすことが出来るんですよ。
アナログだと、SN(シグナル/ノイズ比)が悪くシューーーーって音が一緒に入ります。
が、デジタルは最強です!!!!
ほぼシューーーーっが無いんです。
やり方は
①2MIXを何個か複製したトラックを作って
↓
②プラグインを使って
・低音・中域・高域の補正・強化
・アンブエンスの広さ調整
・さらなる音量アップ
とか、ほぼなんでも出来ます!
あ、歌の音程は、もう2MIXに混ざってるので不可能ですw
あとはマスターフェーダーにトータルコンプ・EQ・ETCなどを挟んで、レベル管理もします。
CDレベルの音質で臨場感満点のミックスが出来上がります。
さらに映像を撮ってましたらQuicktimeやmp4等変換、インポートしてMAも簡単に出来てDVDなんてあっという間に出来てしまいます!
皆さんもやってみてくださいね!!!
スタジオでレコーディングするより費用がかからず、
良い演奏のメッセージがメディアになって、
みんなに聞いてもらったり、youtubeにもアップ出来る時代です!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①ライブは爆音+ステージ上の楽器も鳴っている。
録音された音は、マイクで拾った音だけ。
よって、録音バランスは違って当たり前!
しかしこれをミックスしてCDクオリティーに上げることも可能!
②昔はマルチトラックのコンソールに10chくらいに元の音源をパラってバランスを取っていた。
今はPro Toolsレコーディング・PA OUTからの2ミックス・会場のアンビエンスマイクを2トラックでレコーディング&ミックス!
③デジタルはSN(シグナル/ノイズ比)がほぼ無いので最強!
プラグインを使って
・低音・中域・高域の補正・強化
・アンブエンスの広さ調整
・さらなる音量アップ
・トータルコンプ・EQ・ETCなどを挟んで、レベル管理
など、ほぼなんでも出来る!
CDレベルの音質で臨場感満点のライブミックスを作れる!
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