SCHOOL SITE >

フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!



マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

皆さんこんにちは!
来ましたね!2020年オリンピックイヤーです。
今年は、いろんな変革の年になりますね!

さて、前回に書いてしまうことが飛んでしまい、今年の抱負をざっと書いてみましたが、 前々回コラムの最後にボーカルのことをいろいろお勉強しましたね。

「このボーカルにかけるエフェクターを解説します。」
と、言いながらの年末のご挨拶でしたので、
正式な今年1発目は、「ボーカルコンプレッサーについて」 解説していきますので、よろしくお願いいたします!




 

 

 

①REC時にはコンプをかけない?!

まずはおさらいから。
コンプレッサーというのは、音を圧縮するんですが、使い方が2つあります。

①トラックに平坦な音量で、平均的に記録(レコーディング)するために使う方法
②完全に音色を変える方法

コンプレッサーについての記事はこちら

 

ちなみにですが、僕自身は歌のコンプレッサーをレコーディングの時にかけないんですよ! エッって思いますよね!w

ボーカルレコーディングの記事でも書きましたが、「あ」って言ったら、その音量に聞こえることがレコーディング時の原則です。
コンプレッサーかけたら、より聞きやすい時もありますが、割と使わない方が近いんですよね。
じゃーどうするって?

これ、僕はフェーダーでやります。
いわゆる直接マニュアルで音量を操作しちゃいます。
コンプレッサーをかけると、大声で歌うとモニターヘッドホンが潰れたサウンドになってしまいます。
すると耳には潰れた音がモニターされます。
これ無理したら、喉やっちゃいますよね。。

なので、レコーディングした後のトラックにコンプレッサーをかけます。
これ龍スタイル!!!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②フェーダーでRECはめちゃむずいよ!

「音量操作(フェーダー)で録音する方法とか、めちゃくちゃ難しいよ、、」

すみません、実はコンプレッサーで出来るんです。
ただ、僕は機械をいろいろ通したくないだけなんです。
だから音量装置(フェーダー)でやります。
フェーダーで録音する方法を選択した方、マジ難しいです。
かなりの経験が要りますので、頑張って、練習してください!w

はい、では潰さないで音量操作するやり方は③でお話しします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③ボーカルREC時のコンプの使い方

コンプレッサーのパラメータ覚えてますか?
ずっと昔にやりましたねw

コンプレッサーの効果・パラメーターについての記事はこちら

 



主に

1:Ratio(レシオ)
2:Attack(アタック)
3:Release(リリース)
4:Input(インプット)
5:Output(アウトプット)

これらがあります。

 

 

 

 

 

 

 


3.1 RATIO (レシオ)

 

重要なのがRatio(比率) です。
Ratioは、1対1がかかってない状態
です。
なのでこの1対1に近くしたらいいのです。
だいたい 1対2とか 1対1.8とかでインプットに結構な音量入をれてもさほど、潰れません。
かなり自然に前に音が出てきます。
もちろんシンガーも歌いやすいです。


逆に20対1とかですと、かなり潰れてしまうので、実声と息(ブレスが)同じ音量でなりますねw
有名どころだと し◯なり◯ごちゃんなんて、素敵にコンプレッサーで歪んでますよねw
こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

3.2 Attack (アタック)

 

Attackは一番遅くします。
でないとくっきり音が前に出ません。

早くすると音の立ち上がりが潰れてしまうんです。

 

 

 

 

 

 

3.3 Release(リリース)

 

僕はReleaseは一番早くします。
コンプがかかったら、すぐにフラット値に戻って、またすぐかけられるように、早くします。

 

 

 

 

 

 

3.4 EQに関して

 

そして、EQで4.5kHz近辺を少しブーストしていきます。
ツヤを出したかったら、12kHz近辺を少しブーストしてみます。

 

こんな感じで、レコーディングやモニター環境を整えていきます。
皆さんもおうちやスタジオで、試してくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 




 






下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ


 

 


 

 

まとめ

①ボーカルREC時にコンプレッサーを強くかけると、モニターヘッドホンが潰れたサウンドになってしまう。

②フェーダーで直接音量操作すれば良いモニターを作れるがめちゃくちゃ難しい。

③コンプでも良いモニター環境を作れる!
Ratio:1対1に近く
Attack:一番遅く
Release:一番早く
EQで4.5kHz近辺を少しブースト



プロ育成コース始動!!


 

マッシュミュージックスクールでは新たにプロ育成コースを開校しました。



プロになるための実践的なノウハウやマインドセットをレクチャーします!
更に職業別に5つのコースを用意しております。

「スクール講師・インストラクター」コース

「スタジオミュージシャン・プレイヤー」コース

「アーティスト・バンド・シンガーソングライター」コース

「ソングライター(ボカロP)・アレンジャー・エンジニア」コース

「プロデューサー・ディレクター」コース


以上5つのコースを取り揃えております。
マッシュミュージックスクールはあなたのプロになりたい気持ちを応援するための準備が整っております。 一緒に頑張って行きましょう!
スクール自慢のプロ講師陣があなたにとって理想のレッスンをご提供します!
詳しいページはこちら↓

「プロ育成コース」ページへGO!

おすすめ記事

人気ページランキング

講師別BLOG

Twitter

人気ページランキング

Twitter

講師別BLOG