フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschool津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第42回「スピーカーの仕組み」
2020/4/9
レコーディング
フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さまこんにちは!
皆さんは体調管理いかがでしょうか?
外に出れない時こそ、お部屋で音楽制作や今まで出来なかったことに気付けます。
ここで色々やって見るチャンスがたーっくさんありますね!
僕も今回は遠隔会議やyoutube LIVEの構築に追われていますw
さて、これまで色々な楽器のレコーディングのやり方をご紹介してきましたが、
今回は皆さんがいつも聴いているスピーカーやヘッドホンの仕組みについて行ってみたいと思います。
①媒体の変化 と 物理の不変
ここ最近はミックス業界でも、インスタグラムマスター(マスタリング)なんてことが起こってるみたいです。
音楽も発売されるソース(媒体)がテープ・レコードからCD・MDになり、今やハードディスクのファイル化による配信ダウンロードと1980年代から2020年にかけて一気に変化してきています。
なので、再生スピーカーも全く変化しています。
ですが、地球上の物理は全く変わってないんです。
大きいものは重いし、小さいものは軽いというのは当然変わってません。
これ、逆になったらヤバイですよねw
なので音も同じです。
大きい音は重いところに、小さいとこは軽いところに、そこでバランスをとることによって大は小を兼ねることができるんですよね。
よく爆音だとかっこいいけど、お家に帰って小さい音で聞いたらバランスが悪い、いわゆる貧弱な音になってるのは、そこを理解していれば解決できます。
僕も若い頃はそうでしたねw
全くそんなこと知らずにやってましたからw
②人間の耳の話
はい!!
では、スピーカーの特性の前に人間の耳の話をしてから行ってみます。
まずどれだけ良いスピーカーで聴いても、聴いてる人間のコンディションで聞き方は全く変わります。
今いる場所から標高の高い所に行くと、気圧で耳が詰まってしまいます。
逆に高い所から低い所に行っても同じですね。
人は右耳・左耳の2つの音を聞いてそれがミックスされて聴覚に感じています。
なので、必然的に大きい人、小さい人、細い人、太ってる人、それぞれ感じ方は違うようです。
「他人がどう聞こえているのか?を知ること」
これだけは絶対にできないのです。
なので、セオリーに沿って、お互いに話しあいながら創作していきます。
これを踏まえて、様々なスピーカーを使って、平均的な良いバランスを取っていきます。
「このスピーカーならすごい」「いいよねー」
とはユニバーサル(普遍的)ではないのでそこでは考えません。
全体をバランスよく平均的に作っていきます。
次章で使い分けからやっていきますね。
③スピーカーのパーツ・タイプ・種類
3.1 パーツ
スピーカーもタイプは幾つかあります。
まずはパーツ名から
ツイーター:高域用スピーカーユニット
スコーカー:中域用スピーカーユニット
ウーファー:低域用スピーカーユニット
プラスαでPAなどの大きなホールではこの3種類の上下にスーパーツイーター・サブウーファーとあります。
レコーディングではプラスα的なパーツはあまり使わないですね。
3.2 タイプ
タイプ的には
ツイーター・ウーファーの2種類のユニットで構成されてる:2wayスピーカー
ツイーター・スコーカー・ウーファーの3種類のユニットで構成されてる:3wayスピーカー
パーツの種類が増えるたびに◎wayになりますね。
3.3 種類
パッシブスピーカーは、アンプが必要なので機材の場所もとりますね。
ここ最近は、ハードディスクレコーディングに伴いパワードスピーカーが主流になってきてます。
パッシブ:本体自体に増幅器(アンプ)を持たなくアンプからスピーカーケーブルによるドライブ方式
パワード:本体自体に増幅器(アンプ)を持っておりアンプから直接音が出るタイプ
この先は大きなスピーカー、中くらいのスピーカー、かなり小型なスピーカーのバランスも順に説明していきましょう。
なんといっても日本の住宅事情ですとなかなか大音量が出せません。
昼間に大きな音でやる場合でもなるべく短時間で決めたいとこです。
防音もご自分で作られてる方もいますね!
次回は、パーツの役割で使い分けるやり方をやっていきます!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
次回は、パーツの役割で使い分けるやり方をやっていきます!
それではまた!!
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①1980年代から2020年にかけて一気に再生媒体が変化しているが、地球上の物理は全く変わってない。
②どれだけ良いスピーカーで聴いても、聴いてる人間のコンディションで聞き方は全く変わる。
また、他人がどう聞こえているのかを知ることは絶対にできない。
③スピーカーの基礎知識
パーツ:周波数ごとに分かれる。
タイプ:そのパーツの数ごと
種類:アンプ内臓か否か
マッシュミュージックスクールでは新たにプロ育成コースを開校しました。
プロになるための実践的なノウハウやマインドセットをレクチャーします!
更に職業別に5つのコースを用意しております。
「ソングライター(ボカロP)・アレンジャー・エンジニア」コース
以上5つのコースを取り揃えております。
マッシュミュージックスクールはあなたのプロになりたい気持ちを応援するための準備が整っております。 一緒に頑張って行きましょう!
スクール自慢のプロ講師陣があなたにとって理想のレッスンをご提供します!
詳しいページはこちら↓
「プロ育成コース」ページへGO!
おすすめ記事
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第210回「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!㉔:新しいジャンル・ライブクオリティー・ノリとは」
2024/12/9
-
プラグインを買うなら今がチャンス!2024ブラックフライデー&サイバーマンデー情報!!
2024/11/30
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第209回「今年も残り1ヶ月」
2024/11/29
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第208回「ライブ音源ミックスでおすすめのプラグインを紹介」
2024/11/19
-
使用するスケールによってメロディーの聞こえ方が変わる〜神田の生徒日記〜
2024/11/14
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第207回「韓国出張レポート」
2024/11/9
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第206回「〇〇を作れる人は人生が豊かになる」
2024/10/29
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第205回「70歳超えてもバンドやってるって良いよね」
2024/10/19
-
音楽理論を感覚に落とし込むことの大切さ〜神田の生徒日記〜
2024/10/14
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第204回「wifi混線問題の対策」
2024/10/9