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マッシュミュージックスクール エレキギター科アコースティックギター科DTM科講師の村瀬恭久です。

今回はドラムのレコーディングの仕方 Part2です。
実際にマイクを立てるときの注意点を解説します。
前回ブログ記事「マイク4本で録る場合」を中心に進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①オーバーヘッドとは

オーバーヘッドとは「頭の上の」という意味です。
通常はマイクをドラムセットの上に設置します。

★マイクを低めにセッティングすると
①シンバルの占める割合が上がる
②オンマイクでクリアな音になる
③シンバルのためのトラックという感じに近くなる。

マイクを高めにセッティングすると
①ドラムセット全体のサウンドをバランス良く収音出来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②オーバーヘッドのマイクの立て方

特に「マイク4本で録る場合」はオーバーヘッドの2本だけでドラムサウンドが成立していることが必要です。
マイクを複数立てる際には注意が必要です。
位相問題です。
津吹講師位相に関しての記事を執筆されていますので、ここでは詳しく書きませんが、と位相がずれると音に締まりやパンチがなくなりしょぼい感じに聞こえます。

オーバーヘッドのマイクの立て方には様々な方法があり、一概に言えませんが、ここでは比較的安全な方法をご紹介します。

 

★録り方

方法①マイクを同じ位置に2本立て角度を変える方法
さらに細かくXYとかORTFとか色々な方法があります。
2本のマイクがほぼクロスするような形で近い位置にあるのが特徴です。

メリット:位相のズレが起こりにくい・耳で聞いたサウンドに近く自然
デメリット:ステレオ感が少ない

 

方法②マイクを別の離れた位置に2本立てる方法
A-B とか A-B wide 色々な方法があります。

メリット:音像が広がる
デメリット:位相ズレが起きやすい

Point
①AB2本のマイクを、スネアとキックの中心を結んだ線と垂直線上に設置します。
②Aからハイタムまでの距離=Bからフロアタムまで距離
③ABそれぞれのマイクからのキック及びスネアまでの距離を同じにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③キック

オーバーヘッドだけではどうしてもキックの音量が足りません。

★録り方

方法①バスドラムの内側に入れる
ヘッドに穴がある場合、穴からマイクスタンドを入れて内側から3cm~15cmの距離からビーターを狙う。
近づけるとアタック感、遠ざけると低音が豊かに。

方法②バスドラムの外から録る
ヘッドに穴が無い場合など、外側から録ると低音が豊かに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④スネア

スネアのアタックはロック、ポップス、多くの音楽でリズムの要になります。

★録り方

ドラマーの演奏の妨げにならない位置にスタンドを立て、リムの辺りから打面を狙います。
センターを狙う:アタックが増える
エッジを狙う:倍音が増える
打面に近づける:低音が増える
打面から離す:乾いた音になる
角度を垂直にする:しっかりと芯のあるサウンドになる
角度を広げる(寝かす):明るく乾いた音になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。

村瀬恭久講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

やはりPart1の記事同様、どこにどの種類のマイクを使うのか、スタンドをどうやって立て、マイクをどのくらいの角度でどこを狙うのかなど、事前に計画を立てておくのが大切です。
自宅でドラムが録音できる環境にある人はとても少ないのですから、通常スタジオを借ります。
もたもたしているとあっという間に時間が過ぎてしまいお金を無駄に使うことになります。

 

実践ガイド

録音する前に自分の求めるドラムサウンドを明確にしておきましょう。
例えば自分がスネアに求めるものは、音の太さなのか、鋭いアタックなのか、豊かで自然な倍音なのか。
求めるサウンドによってマイキングは変わります。
生音がしっかり録れていれば、後で不要なエフェクトやEQに頼る必要がありません。




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