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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

皆さんこんにちは!
東京は夕方になると雷雨ばかりでみなさんも雷には気をつけてくださいね。
でもあの雷って地球上で一番綺麗で周波数が広いんですね。
怖いですが綺麗な音なんです。

はい!「プロになるまでの僕の経験」第7章
今回は新スタジオ工事・セッティング編です!

「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」の記事はこちら


それではまいります!!!




 

 

 

①レコーディングスタジオの図面を見る!

さぁ新しい会社にご挨拶に行きます。
入社は11月1日からなんで、基本1ヶ月くらいはおやすみになりますがもうワクワク止まらないのであたしい会社にはちょくちょく行かせて頂けることに。
まずは事務所に通されます。
まだ工事中なんで駐車場のプレハブ小屋です。

チーフの方から、
「図面見たことないでしょ?」
って、初めてレコーディングスタジオの図面を見せていただくことに!
もうね、平面図からヤバイ感じです!めっちゃ広い!!

✔︎コントロールルーム
✔︎メインフロア 天井7m
✔︎ドラムブース
✔︎ピアノブース
✔︎ボーカルブース
✔︎その他ダビングでき、しかも2部屋に仕切れるブース
✔︎前室ブース

こんなにたくさんのブースが!!
さて工事現場の地下へ!
まだまだコンクリートに基盤作りな状態で何が何だか全く埃まみれで見えません笑
建設機材だらけで、さぁーーーどうなるんだって感じでした!

 

 

 

 

 

 

②調整・測定の毎日

そして、この作業中に色々やることがあるのです。
と行ってる間に11月で初出社です。
当時はみんな引き抜きで、

・代表
・フリー契約でスタートしたエンジニアチーフ
・大きなスタジオからのマネージャーの女の子(シンガーソングライター)
・僕

4人からスタートでした。



スタジオ工事には、

設計の1級建築士の方(のちにオペラシティーホールを作る方です)
設計事務所の方3人
ワイヤリングエンジニアの方3人

と毎日毎日打ち合わせです。

あれよあれよと2ヶ月経ちまして、念願のミキシングコンソールインストールです!!
世界で8台目(当時)のフォーカスライトカスタムコンソールです!
1枚約1億5千万円です。
マッシュの僕のプロフィール写真にありますが、このコンソールは第2スタジオでなんと世界で10台目なんです。
コンソールインストール当日から完成まで本国のイギリスからエンジニアがワイヤリングしにきます。
気のいい2人がやってきました。
ロブとジェンですw

あと輸入代理店の社長クリスとマネージャーさん、日本のエンジニアのNさんも来て、細かいセッティングが始まります。
ほんと電磁気機が読める人ってすごいと思いますよ。
あの細かい基盤見て、へーーこうなってんだーなんて????って感じです。
僕はエンジニアですがタイプがあってこれらの機械を操作するのはできますが、基盤までは、、
わかる方はわかります。

この間に僕はメインフロアの残響調整にかかります。
僕はドラマー兼エンジニアということでフロアにドラムを置いて叩きながら右と左の鳴り方を トラップという吸音板でアジャストして行きます。
特にドラムはオーバートップやアンビエンスマイクってステレオでペアマイクでレコーディングをします。
これらのヘッドアンプを上げて、右左が同じくらいの音量で録れるようにしたいのでこのような調整を加えます。
これをしっかりやってると生音でのストリングスレコーディングなんかは演奏者の皆さんがバランスよく演奏できるんですねー
ストレスフリーってことです。

レコーディングって、機械でなんとかするものじゃなく、生音が良く、それが響いた空気がきっちり録れるのが理想なんです。
本物のスタジオってこうなんですね、色々勉強になります。
この作業を3日間ずっとやってましたw


次にメインフロアとブースの遮音の測定です。
だいたい40デシベル遮音されてるのが理想です。
レコーディングの時のセパレーションがあんまりあり過ぎてもいけないのである程度は漏れてないとて感じです。

日本のスタジオドアはロック式です。
いわゆるガッチャンコってやつねw

アメリカは違ってまして、重い扉がパタンってしまって終わりなんです。
すごい開放感あってしかもしっかりセパレーションしてって、いいですね!

ということでどんどん作業は進んで行きます。
次回はスタジオの命でもあるラージモニター調整です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③時代が変わっても変わらないもの

みなさん。
昔はレコーディングスタジオって、特別は場所だったんです。
メディアの形がレコードって特殊なものでした。
作る工程もテープレコーダー、コンソール、スタジオ、、かかる資本も億単位でした。

時代の流れもあってどんどんデジタル簡素化してまいりまして、少資本でいろんなことができる時代になりました。
こんな時代になっても、変わらないのは人なんです。
物の価値ってそれを作った人の価値に比例してます。
ブランド品などのデザイナーさんの価値って分かりますよね。

なので物を作るためにどんな人になるかを自分なりに研究して、影響力がある人物になれるよう、人間力を上げて行ってください!!
それではではまた!

 



 






この続きはまた次回!
次回はスタジオの命でもあるラージモニター調整です!
また、質問もまだまだ来ているので次回以降のブログでお答えします!
いずれは動画でも色々お見せしたいと思います。
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まだまだ質問募集していますので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ


 

 


 

 

まとめ

レコーディングで大事なのは、機械でなんとかするものではなく、楽器の生音が良く、それが響いた空気がきっちり録れること!

②近年はデジタル簡素化して、少資本でいろんなことができる時代。
こんな時代になっても、変わらないのは人! 
物の価値はそれを作った人の価値に比例する!



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