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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

皆さんこんにちは!
台風も過ぎ去って、また少し暖かい日が来て、また台風が来て、また涼しくなるんですよね。
体調管理お気をつけてくださいね!
さて、プロシリーズが御無沙汰しまくっちゃってたので、また書いていこうと思います。 

はい!「プロになるまでの僕の経験」第10章
今回はアシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編です!

「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」の記事はこちら
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」の記事はこちら


それではまいります!!!




 

 

 

①アシスタントエンジニアというお仕事

なかなか謎なアシスタントエンジニアって仕事、国によって様々なやり方なんです。

本場アメリカなんかは、最初にスタジオに入ると、「ティ-ボーイ」と言ってお茶汲みから始まります。
アメリカは、お茶汲み・マイクの結線だけみたいな感じです。

日本は、わりと会社会社してまして、もちろんお茶汲みから始まりますが、すっごいやることが多いんですよね。
スタジオ会社も2種類あって、

①個人会社のレンタルスタジオ
②レコード会社のスタジオと会社

という感じです。
規模や種類が違うので、仕事内容も様々に変わってきます。

僕の経験で話しますと、アシスタントエンジニアになるには、まずそのスタジオでインターン(研修期間)があります。
まぁお試し期間ですね!
人間誰しも合う人と合わない方がいます。
これは観測問題なんで、運ですね!
自分の日頃の行いで良い先輩にあたりますよw

 

 

 

 

 

②アシスタントエンジニア修行時の仕事:午前

やることをざっと書いてみます。

朝10時出社 
✔︎スタジオ掃除
✔︎トイレ掃除
✔︎ゴミ出し
✔︎灰皿掃除(今はほとんど禁煙w)
✔︎コーヒー入れる
✔︎マイクやケーブルの片付け

これらを11時くらいまでにお客さんが来るまでにこれをやっていきます。

作業は、13時スタート30時終わりの毎日です。

12時までには、当日のレコーディングセッションの準備です。
当日いらっしゃるミキサー様に前もって連絡を取って、なんの楽器を録るかそれを何のマイク使われるかをお聞きしまして、それをあらかじめ準備してお迎えするのです。
最初のスタジオは小さなスタジオでしたので、歌のレコーディングとミックス作業だけでした。
なので、 準備する機材もそんなたくさんではなかったです。
が、それでもかなりやってましたw (インターンはアシスタントエンジニアのアシスタントなんです!全て雑用です。当たり前です。何もできないんですからw)

当時はミキシングも全てアナログだったため、機材も山積みでしたね。
これは結構大変でしたよ。
コンプレッサー、エコー、モジュレーション系も人によったら、20個くらいその機材のレンタル業者が来て置いていきます。
まーこれは、今は、見ない光景ですね。
写真がなかったのが残念ですが、出てきたら、出しますねw

余談ですが、当時は打ち込みでシンセサイザーをレコーディングして、オケをアレンジするのも相当ありましたね。
まず、シンセサイザー鍵盤が10〜15台くらいは来て、20Uのラックに音源もずらりと。
当時はシンセサイザーオペレーターという仕事がありまして、アレンジャーのプロデュースで1トラックずつ音を選んで行くのです。
アレンジャーが「この音出して!」って言うとだいたい出てくるという、もうすごい音源数がありましたね。
そうして、シンセの台数分のアウトをミキサーに立ち上げます。
アルバムレコーディングが入るとこんな感じのを2週間くらいやってましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③アシスタントエンジニア修行時の仕事:午後

13時になるとスタジオにいろんな方が入ってきます。

✔︎レコードメーカーのディレクター
✔︎アーティスト
✔︎アーティストマネージャー
✔︎アレンジャー
✔︎スタジオミュージシャン


レコーディング作業もゆっくり始まっていきます。
アシスタントエンジニアにとって、来てる方は全員お客様なので、 全員の要望に答えます。

当時は携帯がなかったため、レコーディング中にスタジオの回線の電話にいろんな方から電話が入ります。
なんと、レコーダー回しながら、電話とって、パンチインして、お茶出して、灰皿出して、これをみんな一人でやります。
今考えたらトンデモナイ量ですね。

だがしかし!
習慣というのは恐ろしいもので、毎日やってると、 なんかできてしまうのが人間ですw
やってたんです。

今は便利になったので、そんなことしなくてもいいですねw

これらの通常業務をやりながら

✔︎楽譜の読み方を覚える
✔︎レコーディングするタイミングを練習する(やり方等は、また後ほどにw)
✔︎いろんな方と仲良くなる(人付き合い)

もこなしていきました。
最初のスタジオはそういうので1年半くらいお世話になってました。

また、レコード会社のスタジオになると、建物も規模も人数も多いので、それぞれに担当がいます。
掃除、電話、片付け、etc はやらなくて良いので、技術さんはかなり集中できますよね!
まーじ羨ましかったですよw
大企業はいいですねw

僕はそんな感じの機能的価値の構築(修行)から入っていきました。
しかし厳しい毎日のルーティンもいつの間にか習慣になっていき、どんな仕事でも出来るようになっていきます。
皆さんも基礎はしっかりと学んで習慣にしてみよう!
それではまた!

 



 






この続きはまた次回!
また、質問もまだまだ来ているので次回以降のブログでお答えします!
いずれは動画でも色々お見せしたいと思います。
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まだまだ質問募集していますので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ


 

 


 

 

まとめ

①レコーディングスタジオ会社は2種類
個人会社のレンタルスタジオとレコード会社のスタジオと会社

②個人会社のレンタルスタジオのアシスタントエンジニアはやることが多い
様々な雑用とレコーディング業務をこなす

③厳しい仕事のルーティンもいつの間にか習慣になる。
習慣になるとどんな仕事でも出来るようになっていく!
基礎はしっかりと学んで習慣にしてみよう!



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