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Follow @mushmusicschoolリズム音痴な人へ、、アホになれ!!
2020/7/3
ギタースクールドラムピアノベースボーカル作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール 代表でエレキギター科・アコースティックギター科・作詞科・DTM科・トラックメイク科・レコーディング科講師をしています湯澤真人です。
「リズム音痴」
私が教えている生徒さんの中にもいますし、友人・家族や職場の人とカラオケなどで歌う時にも必ずいます。
ディスっている訳ではなく、事実として存在しているということです。
もちろん最初からリズム感が良ければそれに越したことはないので、多くのリズム音痴の人は直せるなら直したいはずです。
今回は教育現場から実際に改善出来た練習法をもとにリズム音痴の直し方をご紹介します。
初級者・中級者の方に特にオススメできる記事となっています。
是非ご覧ください。
①脳が理解していることが重要
人間は本能よりも大脳によって大部分を支配され行動しています。
脳の方でどういうリズムをやろうとしているのか理解をしていないと体は上手く動いてくれません。
司令塔がいないサッカーチームと同じですね。
なのでまずは課題のリズムを脳に叩き込みます。
そのためには「口でリズムを言えること」
これが超重要です。
人間は頭で考えて言葉を発しています。
口で言えるということは頭の中で整理が出来ているということです。
もちろんよく考えずに支離滅裂な発言をするのは論外です。
脳にリズムを覚えさせる効果的な練習方法
①リズムを手拍子しながら口で言えるようにする「タータータタタータータタータータ」など。テンポは自分が理解できるスピードで。
②課題のリズムに楽譜等があれば、そこにそのセリフを書き込む。
③楽譜等がなければ自分でノートにリズムを書き出すと更に理解が深まる。
上記の方法を行うには楽譜の音符を読むための知識が必要になります。
感覚だけでリズム音痴を直せない方は、まずは楽譜の読み方を覚えましょう。
当スクールの楽譜の読み方の記事はこちら
楽譜の読み方、第2歩!〜音符の長さ・書き方、ピアノの息つぎ〜
楽譜の読み方、第3歩!〜複縦線、拍子とリズム〜
楽譜の読み方、第4歩!〜変化記号、付点音符、連弾〜
楽譜の読み方、第5歩!〜強弱記号、リズム感〜
②細かく分割して練習する
「言われたとおり口で言おうとしたけどリズムが複雑すぎるよ、、」
そういった複雑なリズムの場合はタイトルの通り、
「細かく分割して練習する」
これが効果的です。
①で出てきた口のリズム
「タータータタタータータタータータ」を
↓
1拍ずつ切り分けて
「ターター | タタター | タータタ | ータータ」
↓
「ターター」
「タタター」
「タータタ」
「ータータ」
をそれぞれ練習する。
↓
慣れてきたらくっつけて練習していく。
「タータータタター」
「タータタータータ」
↓
完成版で練習して完全に理解させる!
「ターター| タタター| タータタ| ータータ」
これで楽器が弾けなくともリズム自体はかなり体得出来ます。
「ー」の部分は「あ」とか「ん」とかにすると言いやすいです。
練習をする際は必ず手拍子やメトロノームなどでリズムを拍の中に収まりきるように言いましょう。
上記の方法を行うにはやはり楽譜の音符を読むための知識が必要になります。
感覚だけでリズム音痴を直せない方は、まずは楽譜の読み方を覚えましょう。
③アホになれ!
だいぶ煽るタイトルにしましたが本当です。
これまでは頭を使って論理的・数字的にリズムを脳に叩き込みましょうと伝えました。
しかし実際に演奏するテンポはもっと早いでしょうし、しかもそれを楽器で演奏するのです。
「4小節目1拍目は16分音符を弾いてそのあとミュートして、、、」
なんてことをリアルタイムで考えている時間はありません。
人間の思考・演算スピードではリズムを考えて理解しながら演奏出来ないのです。
なので頭で考えるものはある程度に留めておき、すぐさま楽器演奏する手に意識を集中して弾くのです。
と、言うのは簡単ですがこれが難しいのです。
出来る限り雰囲気を分かりやすく説明すると、
「何も考えずアホになって弾け!」
と言うことになるのです。
厳密に言うと何も考えていないわけではありません。
「譜面確認した。4小節目を弾くぞ。」
「ピックはここに当てよう。」
などは考えていますが、「考え過ぎずにどんどん行動する」ことをしないと楽曲はどんどん先を行ってしまうからです。
私はブルース・リーの名言「Don't think,feel.(考えるな、感じろ)」を思い出します。
そのために頭の方は完璧にリズムを理解しておくのです。
そうすればあまり深く考えなくてもそのリズムを奏でることが出来ます。
あとは体の反応が追いつけばクリアです。
是非皆さんも活用してみてください!
当スクールのリズム関連の記事はこちら
一歩先のレベルへ!その2〜リズム感の強化〜
〈カラオケお悩み〉リズム感がない!&キーってどう変えればいいの?
リズム感が良くなる3つの『方』
リズム練習の重要性
カラオケで歌っていると何故かズレてしまう?
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
また、皆さまからの様々なご質問もお受けいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
当スクールのレッスンが気になった方は無料体験レッスンを行っておりますので是非遊びにいらしてください。
湯澤真人代表・講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①まずは脳の方でどういうリズムをやろうとしているのか理解をする!
そのためには「口でリズムを言えること」
②複雑なリズムの場合は1拍ずつ切り分けて練習!
で、だんだんくっつけていく。
③考え過ぎずにどんどん行動しないと楽曲においていかれる!
なので頭の方はリズムを理解しておいて、あとはそれに体が追いつけばOK!
実践ガイド
①「自分がどこでつまづいているか」「どこが分かっていないか」を知ることがリズム音痴改善の早期解決ポイントです。
自分の演奏を録音・録画したり、演奏が上手い人に聞いたりしてみましょう。
当スクールオススメの練習方法記事はこちら
「聞くバランスを気にする。」
「一歩先のレベルへ!〜自己モニタリング力の強化〜」
「そのやり方で大丈夫?練習方法を考えよう 後編」
②リズムによっては付点音符が続いたり、1拍で割り切れない箇所も出てきます。
そんな時は2拍単位にしたり、キリの良いところで切り分けてみましょう。
切り分けた箇所が長すぎて覚えられない場合は自分が覚えられる長さにまで短くします。
その場合は中途半端になるのもやむなしです。
前後のフレーズをたくさん練習してすぐにくっつけられるようにしましょう。
③どうしても楽譜を読めない人・読みたくない人は自分が分かる書き方「自分ルール」で書いてしまっても良いです。
他人に見せるわけではありませんし、自分が理解できれば良いのですから。
・リズムや音符の書き方
・小節数
・拍数
などを自分の分かりやすい言葉・擬音・絵柄・表記などにカスタマイズするのもアリです。
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