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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

皆さんこんにちは!
またまた自粛が伸びましたね。
お天気涼しくいい感じに毎日過ごしてます。

先週はピアノとバイオリンのデュオの配信コンサート用の収録に行ってきました。
ここ何年かはホールでばかりレコーディングやってます。
ホールと言ってもコンサートばかりではなく、CDのレコーディングでもよく使います。

なぜならばスタジオレコーディングって、人口のエコーをかけるんですね。
ルームアンビエンスは録れるんですが長~い深~い自然のエコーは、コンサートホールしか出せないんですよね。
なのでわざわざ機材持って行きそこでレコーディングする価値アリアリなんです。
スタジオでは絶対できないんですね。
かなり気持ちいーですよw
また配信決まったら告知させていただきますので皆様よろしくお願いします。


本日は、「ドルビーノイズリダクションシステム」について語ってみようと思います。


プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」


ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」

「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」


これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」

「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」

 

「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」





 

 

 

①ドルビーの歴史

ドルビーって今で言うとドルビーサラウンドが聞いたことあるのではと思います。
皆さんは映画館とかで見たことありますね。

最初の頃、ドルビーはノイズリダクションシステムを作ってました。
当時のテープレコーダーは、テープを再生すると、「シャーーーーーーーー」ってこれのことをヒスノイズって言いますがこれがずっと鳴ってたんです。
これを消すためにかけてたマシンにノイズリダクションってやつを使ってました。

民生機でもカセットに付いてますね。
民生用はドルビーBとCです。
プロユースはAとSRとなります。
SRは1990年くらいに出てたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

②ドルビー回線図

回線的にはミキサー→ドルビー→マルチトラックレコーダーの順になります。上図をご参照ください。
前途で説明したヒスノイズを無くすためにこのドルビーをかけます。

ちなみにアナログには録音レベルを上げるという技がありまして、再生を3db下げて、録音でそこから3db上げるということをします。
テープの種類によっては6db上げることもできました。
そうしたことによりヒスノイズが軽減するし音がナチュラルに入って良い感じになります。

このノイズリダクションは2トラックマスターレコーダーでもやります。
このカードがマルチだと24個2トラックでは2個使うことになります。
まーこの辺は最近ではバッタリ使わなくなってしまい、なかなか見なくなりました。
僕はステレオ分持ってます。

 

 

 

 

 

 

 

③EQ代わりにも使える

このドルビー、別のエフェクターとしても使うんです。
エンコードとデコードをうまく使ってHighを上げるEQ代わりに使うこともありました。 幼少期にカセットに取るときドルビーBをかけて再生時ドルビー外して聞くとおもいっきり高域が上がりテンションマックス!!!なんてやっていました。
次回はちょっとこのアウトボードの特集でもやってみようかなぁ。
アナログ時代に使っていた機材達!!
皆さんはプラグインでしか見たことないですので、実機のお話でも!!

それではまた!

 

 




 






今回はここまで、次回に続く!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ


 

 


 

 

まとめ

①初期のドルビーはノイズリダクションシステムを作っていた

②ドルビーを挿し込む順番
REC時:ミキサー→ドルビー→マルチトラックレコーダー
PLAY時:マルチトラックレコーダー→ドルビー→ミキサー

③エンコードとデコードをうまく使ってHighを上げるEQ代わりにも使える!



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