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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第119回「ミックス前のデータ整理で行うテクニック」
2022/5/29
レコーディング
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
ハイみなさんこんにちは!
沖縄は梅雨入りですね。
先日の東京でのレコーディングも無事終わり現在は島原にいます。
島原は結構晴天が続いてます。
本日は、「ミックス前のデータ整理で行うテクニック」を語っていきます!
プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」
ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」
これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」
①技術の進歩により音感が鍛えられる
Pro Toolsが出始めの頃、「歌のリズムやピッチなどが瞬時に治ってしまう!」と、革新的技術で音楽業界が騒然としていました。
僕もそれにかなりハマってやってまして、波形編集がかなり面白かったです。
それにより変に相対音感が身に付いてしまったのですw
相対音感とは、「ある音に対して重なってる音の音程がずれてるかずれてないかを感じること」
そして2000年くらいから世界中がハードディスクレコーディングに移行し始めた頃、かなりのプラグインが開発されました。
EQ,COMP,REV,PICHISHIFT,etc
そんな中、アメリカで某R&Bアーティストのレコーディングで行った時に教えてもらったプラグインがありまして、1つの歌の対してハモッてるトラックやダブリングトラックの歌のタイミングをバッチリ合わせてくれる優れもののプラグインがありました。
それがVocAlign Project です。
②優れものプラグイン「VocAligh Project」
今回のレコーディングのアレンジでは、コーラスを30トラックくらい収録しました!
それをビッタリ合わせてカッコよくしてくれるのです。
使い方は簡単で、Pro Tools内のAudio Suiteを使います。
波形を記録するモードになってまして、ピッチ編集で使うWAVES TUNEとかもこちらで使用します。
波形の範囲を選んで、右下のRenderボタンで一発出来上がりです。
VocAlign Projectでは、GUIDEとDUBがありまして、GUIDEを基本のメインボーカルに、DUBをハモリのタイミングに合わせます。
今はあんまりやらなくなりましたが、昔はメインボーカルのタイミングをKEYにして別のコンプレッサーにサイドチェーンして聴感上のタイミング合わせて聞こえさせるミックスもやってましたね。
Pro ToolsはこのKEYのインプットが付いてるのでダイナミクス系は便利ですねw
てな感じで全トラックコーラス合わせてからミックス作業に入ります。
③ミックス後はライブ用の準備も
ミックス後は、ライブで使うステムミックス作成です。
ドラマーに聞いていただくクリックと曲中に当日の演奏者以外のアレンジされた楽器(打ち込み)を2ミックスにまとめたトラックを作ります。
これらはリハーサルで楽器のバランスをとって、本番リハでさらに詰めて行きます。
TOKYOBASEのスタジオもミックスしやすいレイアウトで3日間毎日朝までやってました。
また配信リリースも決まりましたら、告知させていただきます。
次次回では、今回レコーディングした当事務所のアーティストのワンマン(6/9)でのいろんなレポートして行きますのでお楽しみに!
それではまた!!
今回はここまで、次回に続く!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それではまた!!
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①Pro Toolsの波形編集技術により音感を鍛えることができる!
プレイヤーもエンジニアもこれらの技術を活用してどんどん鍛えていこう!
②ハモリトラックやダブリングトラックのタイミングをバッチリ合わせてくれる優れもののプラグイン「VocAlign Project」を活用せよ!
③ミックス後は、ライブで使うステムミックス作成!
ここまでがミックスの仕事とも言える
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