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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

ハイみなさん!こんにちは!
先週の東京でのライブも無事に成功いたしました。
でもちょっと冷房にやられて、ただいま高熱から少し下がったので執筆業務してます。
今回は結構、咳が酷くて辛いです。 皆さんも冷房にはお気をつけてくださいね!

さて今回も引き続き質問コーナーをやってみたいと思います。

ということで本日は、「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!⑰:ミックスの完成とは?」を語っていきます!


プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」


ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」

「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」


これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」

「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」

 

「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」





 

 

 

①ミックスの完成形とは?

こちらが寄せられたご質問です。

Q. プロの人たちは自分たちの制作した音源に対して何を持ってミックスの完成としているのでしょうか?
時間制限もあるのでしょうが、ほとんどは「よし!これでオッケー!」の感覚を得たものを完成品として世に出していると思います。
私はミックス初心者ゆえに完成した感じをつかめていません。
多分必要な行程がまだまだ足りてないのもありますが、それらが足りていたとした場合、完成形とはどういうことを指しているのでしょうか?


はい、この質問もミックスの質問ですね。
皆さんの指標が高すぎるのがよく伺えて素晴らしいと思います。

すごい変な言い方します。
最近の音楽ミックスのバッキバキのやつを聞きすぎてませんか?

一回原点に戻ってみましょう。
ビートルズとか聴いたことありますか?
この作品はマルチトラックを最初にやった作品です。

大事なのはバランスなんです。
その次に音質とかですが、 この時代は録ってる時から作品の完成の想像が完璧なため、後からどうこうしてません。
全てそれにむかって録音しいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

②音楽の原理原則を理解する

前回のブログ内容にも録音する1トラック目からがミックスなんです。と書きました。

質問者さんは音楽の3要素がちゃんと理解されてから楽曲制作に取り組まれてるんですかね?
音楽の原理原則はリズム、メロディー、ハーモニー、です。
僕たちは、まずそこを聴いてそれが出来てたら、音質とか関係なくミックスはOKとします。

皆さんが気にされているのはその先なんです。
リリースされてからいろんなメディアで流れます。
商業ならインパクト重視なのでそれに向かって、いろんなスピーカーで聴いて、またバランスを取り直します。
極端な話、クラシックの作品をロックバランスでミックスして、良くないのは分かりますよね。
問題はもっと大前提の話なんですよね。

僕たちは、今のDTMテクノロジーが普及する前から音楽をやっています。
ミックスするにも音質以外に、トータルのレベルとか、位相、低音・中域・高域の割合、エフェクターとかのインピーダンスバランス(ラインとマイクレベル)、、、、
これらを全て考慮して製作しています。

今の時代はデジタルなのでイメージしづらいでしょうが、なんでもかんでも録音して音が入ると思ったら大間違いです。
CDの高域バランスでレコードカッティングしてたら、到底ラッカーには削れないです。
針が耐えれなく跳びまくってしまうでしょう、位相も逆の成分があったら削れないです。





 

 

 

 

 

 

③器には限界があることを知る

2ミックスを2つのスピーカーで効率よく聴くには
「その与えられた器にどのくらい入れたら良く聞こえるか」
なんです。

プロの方はみんなそこの勉強をしっかり押さえた上で、作品を仕上げてます。
これを長年やって出来るようになるから、短時間で仕上げることができます。
もちろん時間かけてもダメな時はみんなあります。
それは原理を無視した証拠なんですね。

元音・元アレンジが悪いとミックスしても一緒です。
今一度見直してみてください。
1トラック目の音が違って聞こえますから。

ちなみに20代のときは毎月10-20枚くらいCDを買って聴いてました。(これは自分に与える情報量です)
それではまた!


 

 




 






今回はここまで、次回に続く!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 


 

 

まとめ

①音楽の原理原則はリズム、メロディー、ハーモニー!
それが出来てたら、音質とか関係なくミックスはOK
どのメディアでどういった目的で流すかで、そのあとのバランスの見直しが出てくる。

②プロは音質以外に、トータルレベル、位相、低音・中域・高域の割合、エフェクターのインピーダンスバランスなど、これらを全て考慮して製作している!

③大事なのは「与えられた器にどのくらい入れたら良く聞こえるか」
原理を無視すればプロがやっても失敗する。



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