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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、 音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

ハイみなさん!こんにちは!

今回は質問コーナーです。
前回からどれくらい経ったのか、みんなの思考はどれくらい上がってるか楽しみですね!
事務局に届いたご質問を順番にお答えして行きたいと思います。
今回は基本的な原理原則のことを辛口で行ってみたいと思います。 なかなか良い質問ばかりで嬉しい限りです。

ということで本日は、「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!⑲:専門外の楽器をかっこよくする・リバーブのコツ」を語っていきます!

プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」

ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」

これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」
「第12弾:ライブ鑑賞で意識していること」
「第13弾:ボーカルマイクについて・ギターのミックスについて」
「第14弾:ボーカルの音量・ミックスの着地点」
「第15弾:ボーカルが浮いてしまう・アナログコンプの掛け録り」
「第16弾:ミックスの上達方法を知りたい」
「第17弾:ミックスの完成とは?」
「第18弾:ボーカルの歯擦音に対する考え方」


「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」

 

 

 

 

①専門外の楽器でどうしたらカッコ良さを出せるのでしょうか

こちらが寄せられたご質問です。

Q.
バンドでベースを弾いています。
合わせてDTMで楽曲制作をしているのですが、自分の専門外の楽器でどうしたらカッコ良さを出せるのでしょうか。


これ、わかります。 僕もドラムしか叩けんので、こうなりますよね!

まず、最近は良いサンプリングが沢山あります。
それを聞いてコピーするのも良いでしょう。

ベース弾きは天才アレンジャーが多いので、底辺から積み上げる原理が分かる方は理解が増すとうまく行きますよね。
物事というのはまず下地から積み上げていき、てっぺんの上物をビルドしていきます。

一番良いのは他の楽器奏者で自分が良いと思った方に弾いてもらって、それをディレクションしていくのが良いと思います。
僕はそうしてきました。
このスタイルをやっていくうちにプロデュース能力も上がっていきます。
ディレクションするためにはめっちゃくちゃ音楽を聴き込むことなんですよね。
出来上がりが想定できない人って、音楽を作れないんです。
だって完成が見えてないんのですからねw

そして上記の方法であれば仲間も増えます。
続けていくと信頼関係も育ちます。(人に任せる) 一石なんちょうもいけますw
目の前で演奏を見せてもらうのでそれぞれの楽器の理解も深まります。 ぜひやってみてください!
お互いの感性(資産)は重なるとシナジー効果で良いものが出来上がりますよ!





 

 

 

 

 

 

 

 

②リバーブの正解が分かりません




こちらが寄せられたご質問です。

Q.
ミックスの質問です。
どの楽曲でも大抵リバーブはかけると思うのですが、楽曲ごとに雰囲気やテンポも違うので、 自分の中で正解がよく分かりません。
リバーブタイムやリバーブの量などを毎回変えていますが、聞いててなんとなく気持ち良いくらいの判断です。
リバーブの定義やかける時のルール、曲ごとにどのようなリバーブをかけるかの判断の指標などありましたらご教授頂けますと幸いです。

はい!きました!
一番ミックスで悩む質問No.1w

えーっと僕の場合、リバーブは空気感なんです。
LRの空気の量を完全に埋めてしまいますw(音場をでかくするため)
テンポが早いからとか遅いとかあんまり関係ないですね。
そりゃ、スローバラードならロングリバーブでしょうけどもw

僕の場合で重要視しているのは設定と量のバランスです。
どの曲もほとんどリバーブタイムは4.0秒です。ホールタイプで。

それでは、
「リバーブはなんでつけるんですか??」
「なくても良くない??」
ですよね。

部屋で歌を録ってもリバーブがかかってますよね?
部屋鳴りが絶対入ってるはずなんです。
一言で部屋って言ってもAくん家は響くのに、Bくん家は響かないのはなぜ??
CDを買って部屋で聞けば反響した音も一緒に聞いてませんか??
意味のわからないものは使ってはダメです。
まずはノーリバーブでミックスしてみたら??
として最初に戻ります。





 

 

 

 

 

 

③リバーブとは空気感・奥行きを出すもの


リバーブって音の余韻なんですよね。
リバーブタイムを長い設定にしても聞こえるか聞こえないかくらいの音量にします。
スピーカーから出てる空気(音楽)はうっすらリバーブをかけないよりかはかけた方が埋まりますよね?
これがまず分かるかですね。

リバーブとは空気感・奥行きを出すものです。
音速は1秒間に360m飛びます。
リバーブが深いほど向こうーーがわに行きます。 こういう事です。

ミックスではその余韻を人工で作ります。
楽器の音質に合わせてリバーブにもEQをしてその楽器から伸びているようにバランスをとります。
例えば高域の楽器に普通にかリバーブけたらシャーーッてなって痛い音に。。
なので楽器自体の高域を抑えるかEQのハイを削るかどっちかですね。
そうやって、各楽器の量感を整えていきます。

以前にドラムを録音した動画がYOUTUBEに上がっていたと思いますが、あれは楽器全部のマイクにリバーブがかかってますよね。
そういう時はまずはリバーブなしでバランスをとってそのミックスにリバーブを一気にかけてみてください。
なんか見えてくると思いますよ。
そんなミックスも僕は必要ならやりますよw
ぜひやってみてくださいね!!

次回もご質問にお答えしていきます。
それではまた!!

 

 

 

 

 

 

今回はここまで、次回に続く! 下記に本日のまとめも書き記してあります。 ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

 
 

まとめ

物事というのは下地から積み上げていき、上物をビルドしていく!

②他の楽器を理解するのに一番良いのは他の楽器奏者で自分が良いと思った人に弾いてもらって、それをディレクションしていこう
プロデュース能力も上がるぞ!
ただしディレクションするためには沢山
音楽を聴き込むこと

③リバーブは空気感
大事なのは設定と量のバランス
分からない時はノーリバーブでミックスを始めよう!

④楽器の音質に合わせてリバーブにもEQをしてその楽器から伸びているようにバランスを取ろう!



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